インサイドベット(Inside Bet)とは
インサイドベットの詳細説明
インサイドベット(Inside Bet)は、カジノゲームのルーレットにおける賭け方の一種で、ルーレットテーブルの内側にある数字の部分に賭ける方法を指します。数字の選択肢が細かく設定されているため、勝率は低いですが、その分配当が高いのが特徴です。リスクを取って高いリターンを狙いたいプレイヤーに向いており、戦略的な要素も多く含まれます。
インサイドベットの種類
1. ストレートアップ(Straight Up Bet)
「ストレート」と省略して呼ばれることもあります。1つの特定の数字に賭ける方法です。たとえば、「17」に賭けた場合、ボールが「17」に止まれば勝ちです。配当は35対1で、最も高いリターンが得られる賭け方の1つです。勝率はヨーロピアンルーレットで約2.7%、アメリカンルーレットで約2.63%です。
2. スプリットベット(Split Bet)
隣り合う2つの数字に賭ける方法です。賭ける場所は、隣接する数字の間にある線上です。たとえば、「17」と「18」に賭けたい場合は、2つの数字の間にチップを置きます。配当は17対1で、勝率はヨーロピアンルーレットで約5.4%です。
3. ストリートベット(Street Bet)
横一列の3つの数字に賭ける方法です。たとえば、「16、17、18」の3つに賭ける場合、チップをその列の外側に置きます。配当は11対1で、勝率はヨーロピアンルーレットで約8.1%です。
4. コーナーベット(Corner Bet)
四角形に配置された4つの数字に賭ける方法です。たとえば、「16、17、19、20」に賭けたい場合は、その4つの数字が接する角にチップを置きます。配当は8対1で、勝率はヨーロピアンルーレットで約10.8%です。
5. ラインベット(Line Bet)
隣り合う2列(合計6つの数字)に賭ける方法です。たとえば、「1〜6」の数字に賭ける場合、2列の間にチップを置きます。配当は5対1で、勝率はヨーロピアンルーレットで約16.2%です。
インサイドベットの特徴と利点
1. 高い配当
インサイドベットはアウトサイドベットと比べて配当が非常に高く、特にストレートアップベットでは一度の勝利で大きなリターンを得ることが可能です。
2. 自由な戦略
インサイドベットでは、複数の賭け方を組み合わせてリスクを分散させたり、一点集中で大きな利益を狙ったりすることができます。プレイヤーの好みに応じた多様な戦略が可能です。
3. スリルのあるゲーム体験
勝率が低いため、結果が出るまでの緊張感が高まり、ゲームのスリルを味わいたいプレイヤーにとっては魅力的です。
注意点
1. 勝率が低い
インサイドベットは狙う範囲が狭いため、当たりにくい賭け方です。初心者が慣れないうちに高額を賭けるのはリスクが大きいです。
2. ゼロの影響
アウトサイドベットと同様に、ルーレットのゼロ(ヨーロピアンルーレットでは0、アメリカンルーレットでは0と00)はインサイドベットの勝率にも影響します。ハウスエッジはヨーロピアンルーレットで約2.7%、アメリカンルーレットで約5.26%です。
3. 資金管理が重要
配当が高い反面、連続して負ける可能性も高いため、資金管理が非常に重要です。適切な賭け金を設定し、無理のない範囲でプレイすることが推奨されます。
まとめ
インサイドベットは、ルーレットの醍醐味である高リスク・高リターンを体感できる賭け方です。勝率は低いものの、一度当たれば大きな配当が得られるため、経験者や冒険心のあるプレイヤーにとって魅力的な選択肢です。一方で、リスクが高いため初心者には難しい場合もあります。
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記事:猫又
大学卒業後バックパッカーに。ヨーロッパやアメリカ、南米より東南アジアが好き。もともとギャンブルは苦手だったが記事作成で興味を持ち猛勉強。最近は記事作成だけでなく、PHPやJavaScript等のWEB技術にも興味有り。
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