ココモ法の検証
シミュレーターで検証(ココモ法)
■ココモ法とは
ココモ法(Cocomo Method)は、18世紀のフランスのカジノで人気だったギャンブル戦略です。的中確立が約1/3程度なら儲かる仕組みになっています。
主にルーレットのダズンベットやコラムベットなど、配当が3倍となる賭けに適用されるギャンブル戦略です。この手法の考案者や具体的な起源については、誰がいつ考案したのかは不明です。一般的には、マーチンゲール法などの従来のベッティングシステムから派生・発展した戦略の一つと考えられています。ココモ法は、連敗時に前回と前々回のベット額を合計した金額を次のベットに賭けることで、1回の勝利でそれまでの損失をすべて取り戻し、さらに利益を得ることを目的としています。ベット額の算出に使用される数列のことをフィボナッチ数列ともいいます。
前回と前々回のベット額合計をベットしてく戦略
■賭け方
配当が3倍以上のゲームで、1回目、2回目は1ベット。
それ以降は当たるまで前々回ベット額+前回ベット額をベットする賭け方。
1,1,2,3,5,8,13,21,34,55...。とベット額をアップしていきます。
当たった時点で必ずプラスになり、また1ベットからやり直します。
ハズレればハズレ続けるほど当たった時の利益が大きくなるのが特徴です。
【ココモ法早見表】※配当は3倍とする
回数 | ベット額 | 勝利時配当 | 通算投資額 | 利益 |
1 | 1 | 3 | 1 | 2 |
2 | 1 | 3 | 2 | 1 |
3 | 2 | 6 | 4 | 2 |
4 | 3 | 9 | 7 | 2 |
5 | 5 | 15 | 12 | 3 |
6 | 8 | 24 | 20 | 4 |
7 | 13 | 39 | 33 | 6 |
8 | 21 | 63 | 54 | 9 |
9 | 34 | 102 | 88 | 14 |
10 | 55 | 165 | 143 | 22 |
■ココモ法のシミュレーション方法
・ゲームはヨーロピアンスタイルのルーレット(0〜36)とします。
(オッズが3倍以上なら、競馬や競艇でも可)
・ダズン(横4列12個の数字にベットする方法)で1〜12にベットしたとします。
配当は3倍。(1〜12で勝利 ※確立約32.4%)
・ゲーム回数は1000ゲーム。1000ゲーム時点でサイクルが途中でも強制終了。
・勝利する(当たる)までを1サイクルとします。
毎回結果が変わります。結果ページのF5:再表示でも可。
シミュレーター項目説明
※シミュレーション結果、または結果を利用したグラフ等をホームページに掲載される場合は、引用元の紹介とリンクを掲載をしていただけると非常に嬉しいです。
■ココモ法の検証結果グラフ
●勝利回数:302回 ●サイクル内最多ゲーム数:13回
●最終収支:1069 ●最小収支:-61 ●最大収支:1081
●勝利回数:320回 ●サイクル内最多ゲーム数:20回(※19連敗)
●最終収支:3613 ●最小収支:-10564 ●最大収支:3615
20連敗までの確率と投資額
■計算条件:ヨーロピアンルーレットのダズン
■計 算 式:負ける確率をPとすると、n連敗の確率は以下
【ココモ法 20連敗早見表】
連敗数 | 確率(%) | ベット額 | 通算投資額 |
1 | 67.57 | 1 | 1 |
2 | 45.67 | 1 | 2 |
3 | 30.88 | 2 | 4 |
4 | 20.88 | 3 | 7 |
5 | 14.12 | 5 | 12 |
6 | 9.54 | 8 | 20 |
7 | 6.44 | 13 | 33 |
8 | 4.35 | 21 | 54 |
9 | 2.94 | 34 | 88 |
10 | 1.98 | 55 | 143 |
11 | 1.34 | 89 | 232 |
12 | 0.91 | 144 | 376 |
13 | 0.62 | 233 | 609 |
14 | 0.42 | 377 | 986 |
15 | 0.28 | 610 | 1,596 |
16 | 0.19 | 987 | 2,583 |
17 | 0.13 | 1,597 | 4,180 |
18 | 0.09 | 2,584 | 6,764 |
19 | 0.06 | 4,181 | 10,945 |
20 | 0.04 | 6,765 | 17,710 |
感想とメリット・デメリット
14連敗以上で約1,000の累計投資になり、19連敗で10,000。リスクなどを考えると、12連敗ぐらいしたら損切りリセットですかね。
マーチンゲール法やモンテカルロ法と比較して、ココモが一番いい方法だと思います。 |
【メリット】
- 手順は比較的簡単ですぐに覚えられる。
- 一回勝つだけで必ず利益がでる。
- 連敗時の投資額がマーチンゲール法に比べて少ない。
【デメリット】
- 1/3程度の的中率がターゲットでも結構連敗する。
- 賭ける対象によっては限度額に達する可能性がある。
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記事:天狗
酒、たばこ、ギャンブル好きのダメ親父。元プログラマーで独自にホームページ作成を学習しサイトを立ち上げた。最近は若手に任せて本人はサボり気味。絶対に無理だが馬主になるのが夢。
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