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マーチンゲール法の検証

マーチンゲール法の検証

シミュレーターで検証（マーチンゲール法）

■マーチンゲール法とは

マーチンゲール法（Martingale Method）は、別名「倍賭け法」といいベット額を2倍にしていくギャンブル戦略です。バカラやルーレットの赤黒等、的中確立が約1/2程度なら儲かる仕組みになっています。

18世紀のフランスで生まれた賭博戦術で、負けるたびに賭け金を倍にすることで、最終的な勝利時に損失をすべて取り戻し、利益を得ることを目的としています。名前の由来について一つの説では、フランス南部のマーティギュー（Martigues）地方でこの戦略が広まったことから、その地名に由来して「マーチンゲール」と名付けられたとされています。また、別の説ではイギリスのカジノオーナーであるジョン・ヘンリー・マーディンゲール（John Henry Martingale）がこの手法を編み出したとも言われています。マーチンゲール法は、そのシンプルさと理論上の確実性から多くのギャンブラーに利用されてきました。

負けるたびに賭け金を倍にするギャンブル戦略

■賭け方

配当が2倍以上のゲームで、1回目は1ベット。
それ以降は当たるまで前回ベット額の2倍をベットする賭け方。
1,2,4,8,16,32,64,...。とベット額をアップしていきます。
当たった時点で必ずプラスになり、また1ベットからやり直します。

【マーチンゲール法早見表】※配当は2倍とする

回数	ベット額	勝利時配当	通算投資額	利益
1	1	2	1	1
2	2	4	3	1
3	4	8	7	1
4	8	16	15	1
5	16	32	31	1
6	32	64	63	1
7	64	128	127	1
8	128	256	255	1
9	256	512	511	1
10	512	1024	1023	1

■マーチンゲール法のシミュレーション方法

・ゲームはヨーロピアンスタイルのルーレット（0～36）とします。
　（オッズが2倍以上なら、競馬や競艇でも可）
・ハイロー(ロー：1～18、ハイ：19～36にベットする方法)でローにベットしたとします。
　配当は2倍。(1～18で勝利 ※確立約48.6％)
・ゲーム回数は1000ゲーム。1000ゲーム時点でサイクルが途中でも強制終了。
・勝利する(当たる)までを1サイクルとします。

マーチンゲール法の検証シミュレーションルーレットハイロー

毎回結果が変わります。結果ページのF5:再表示でも可。
シミュレーター項目説明

※シミュレーション結果、または結果を利用したグラフ等をホームページに掲載される場合は、引用元の紹介とリンクを掲載をしていただけると非常に嬉しいです。

■マーチンゲール法の検証結果グラフ

●勝利回数：501回　●サイクル内最多ゲーム数：7回
●最終収支：501　 ●最小収支：-59　●最大収支：501

●勝利回数：460回　●サイクル内最多ゲーム数：15回（※14連敗）
●最終収支：457　　●最小収支：-16244　●最大収支：460

20連敗までの確率と投資額

■計算条件：ヨーロピアンルーレットのハイロー
■計算式：負ける確率をPとすると、n連敗の確率は以下

ルーレットハイロー連敗確率式

【マーチンゲール法 20連敗早見表】

連敗数	確率(％)	ベット額	通算投資額
1	51.35	1	1
2	26.36	2	3
3	13.53	4	7
4	6.94	8	15
5	3.56	16	31
6	1.83	32	63
7	0.94	64	127
8	0.48	128	255
9	0.24	256	511
10	0.12	512	1,023
11	0.06	1,024	2,047
12	0.03	2,048	4,095
13	0.02	4,096	8,191
14	0.01	8,192	16,383
15	0.006	16,384	32,767
16	0.003	32,768	65,535
17	0.002	65,536	131,071
18	0.001	131,072	262,143
19	0.0006	262,144	524,287
20	0.0003	524,288	1,048,575